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今に生きる江戸のかるた遊び (6)

今に生きる江戸のかるた遊び (6)

第2部 特別対談
藤原定家と小堀遠州の美、そして百人一首の魅力

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小堀宗慶 遠州茶道宗家
岡野弘彦 國學院大学名誉教授

1.茶の湯と和歌との深い関わり


(再生時間 26分20秒)

・小堀遠州の「奇麗さび」
・茶の湯と藤原定家との深い関わり
・丸谷才一著『新・新百人一首』の序文
・丸谷才一著『日本文学史早わかり』
・日本文学のバックボーンは勅撰和歌集
・はじめて定家の色紙を床に掛けた武野紹鴎

あまの原ふりさけ見れば春日なる
みかさの山にいでし月かも   阿部仲麻呂

・百人一首に恋歌が多いのはなぜか
・『古事記』 神武天皇の春の歌
・危機の時こそ情念的な恋の歌が求められる
・茶の湯の道具には恋の歌からとった名が多い

昼は咲き 夜は恋ひ寝る 合歓木(ねぶ)の花
君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ   紀女郎 (きのいらつめ)

・藤原定家 『詠歌大概』
・古歌の景気を観念する
・「類型」が新しい創作を生みだす

2.茶の湯 三夕の歌


(再生時間 15分42秒)

見渡せば花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の秋の夕暮れ   藤原定家

さびしさはその色としもなかりけり
槙(まき)立つ山の秋の夕暮   寂蓮

心なき身にも哀れは知られけり
鴫(しぎ)立つ沢の秋の夕暮   西行法師

・定家を好み、研究を続けた小堀遠州
・わたしと百人一首
・若者の恋の場としての百人一首かるた
・共同で創作する文学への憧れ

3.日本人の暮らしを伝える和歌の世界


(再生時間 21分01秒)

・天智天皇の和歌が巻頭におかれている理由

秋の田のかりほの庵の苫をあらみ
わが衣手は露にぬれつつ  天智天皇

・和歌を学んだころの思い出
・ことばを知るために勅撰和歌集を覚える
・平安人の歌/即興の力の見事さ
・思いを凝縮する和歌と茶の湯の共通点
・良い歌かどうかは大きな声で歌うとわかる
・調べのともなわない歌は半分しか伝わらない

コンテンツ名 小江戸川越フォーラム 「今に生きる江戸のかるた遊び」
収録日 2009年2月20日
講師 小堀宗慶、岡野弘彦

[第1部]、[第3部]
開催:2009年3月13日 会場:川越市博物館(埼玉県川越市)
主催:財団法人エンゼル財団・尚美総合芸術センター
後援:川越市教育委員会 株式会社ジェイティービー(JTB)

[第2部] 特別対談 藤原定家と小堀遠州の美、そして百人一首の魅力
2009年2月20日 遠州茶道宗家(東京都新宿区)にて収録

協力:遠州茶道宗家 社団法人全日本かるた協会
収録映像:著作権者 財団法人エンゼル財団

本コンテンツでは、2009年3月13日、川越市博物館で開催された小江戸川越フォーラム「今に生きる江戸のかるた遊び」(約5時間半)の模様を配信しています。

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プロフィール

講師:岡野弘彦

(國學院大學名誉教授)

講師:小堀宗慶

(遠州茶道宗家)

肩書などはコンテンツ収録時のものです

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