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人生の危機に、精神の力を (6)

人生の危機に、精神の力を (6)

講演 「ダンテ『神曲』講義」執筆を終えて

imamichi01今道友信
(英知大学教授・東京大学名誉教授)

 

  1. 謝辞
  2. 三教授の講義およびインタビューを伺って
  3. 私の答え
  4. 本書にかけた思い
  5. 補足と訂正
  6. 私の主張
  7. 講義後(ティニ・ミウラさんからのプレゼント)

1.謝辞


(再生時間 13分19秒)

(a) Legato con amore in un volume (天.33.86)

2.三教授の講義およびインタビューを伺って


(再生時間 4分24秒)

(b) Qui puo’ essere tormento, ma non morte.
責苦はあろうがまさか死ぬまい(煉.27.21)
(c) Liber scriptus proferetur
Judex ergo cum sedebit
Quid guid latet, apparebit,
Nil inultum remanebit.(本書218頁)
(d) Con lieto volto, ond’io mi confortai,
mi mise dentro alle segrete cose. (196頁)

3.私の答え


(再生時間 8分38秒)

Respondeo dicendum gratias agens
(感謝しつつ申し上げるべきことをお答えします)
(e) (f) (g) + (h)

4.本書にかけた思い


(再生時間 3分42秒)

(i) Life-workではない
(j) la diritta via を求めての il gioco di sabba
(k) 詩人哲学者Danteの作品 la Divina Commedia

5.補足と訂正


(再生時間 5分20秒)

(l) 本書267頁後から10行目に書いてあることに因み
補足384頁に入れる

至聖の波(*)からもどった私は
若葉で新たな草木のように
清まり、高みにふさわしくなり
いま昇りながらめざすのは星

*エウノエの川波のこと

(m) 本書267頁後から10行目に書いてあることに因み
訂正542頁の2行目以下を消し、下の空白の所に以下を書きこむ

幻想もかほど高みに行けず
しかし私の願いと意志を
両輪(りょうりん)のように動かす愛が
回(まわ)している、陽(ひ)ともろもろの星

6.私の主張


(再生時間 6分38秒)

(n) 『神曲』は天国篇が主体的実体

i. 地 4720行  煉 4755行  天 4758行

ii.

根拠 主体  空間
地獄 古典神話 感覚 なし 閉鎖 絶望(愛)
煉獄 教会伝承 想像 遠望する 水平的・開放 望・愛
天国 科学と神学 理性 星の中 解放 信・望・愛

(o)宗教のentelecheiaは神人合一
i 原初的創造 主僕的一致 imago imaginis Dei
ii 霊魂創造 霊的一致の可能性
iii 神秘的一致 選ばれた人のみ
iv incarnatio Christi 全人類が神の子と同列 神の入肉
v inlucatio hominis 全人類が神の光に入る 人の入神
vi vの影としてのenthousiasmos
vii exstasis (extase) は小さな死 死の向こうにある光

7.講義後(ティニ・ミウラさんからのプレゼント)


(再生時間 1分04秒)

今道先生の講義終了後、世界的な製本装丁芸術家ティニ・ミウラさんによる、特別装丁版『ダンテ「神曲」講義』が、ミウラさんより今道先生に贈られました。

divinacommedia1

『神曲』「天国篇」をモチーフにした、ミウラ女氏による特別装丁版『ダンテ「神曲」講義』

コンテンツ名 今道友信「ダンテ『神曲』講義」出版記念ダンテ・フォーラム
収録日 2002年11月16日
講師 今道友信

会場:東京・学士会館
主催:財団法人エンゼル財団
去る2002年11月、今道友信先生(英知大学教授・東京大学名誉教授)の『ダンテ「神曲」講義』(みすず書房)の出版を記念する「ダンテ・フォーラム」(主催・エンゼル財団)が、東京・神田の学士会館で開催されました。本コンテンツでは、当日の模様をお伝えします。

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