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古事記が語る原風景-本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って (6)

古事記が語る原風景-本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って (6)

【セッション2】本居宣長をめぐっての対話

watanabe2A[1]

渡部昇一 上智大学名誉教授

  1. 『古事記』を読めるものにした宣長の偉業
  2. 先祖の伝統を見直す「国学」の歴史/イギリスと日本

1.『古事記』を読めるものにした宣長の偉業


(再生時間 11分47秒)

・写本が数多く残る『日本書紀』と、それまで誰も読めなかった『古事記』
・儒教、朱子学全盛の江戸時代に『古事記』に注目

・オカルト的な才能があった本居宣長/読んでいるうちに神代が見えてくる

凡て神代の伝説(つたえごと)はみな実事(まことのこと)にて、その然有る理は、さらに人の智(さとり)のよく知るべきかぎりに非れば、然るさかしら心を以て思ふべきに非ず。(本居宣長『古事記伝』)

・日本の皇室の伝承の優れている点を文献で示そうとした本居宣長の仕事

2.先祖の伝統を見直す「国学」の歴史/イギリスと日本


(再生時間 13分52秒)

・聖書をドイツ語や英語に翻訳した宗教改革の意味
・ラテン語、フランス語にくらべて低い言葉と考えられていた英語が復権
・ヘンリー8世の離婚問題にはじまるイギリスの国学研究
・オールド・イングリッシュの古い文献を研究/イギリス国教会の基礎を理論付ける
・やがて文学、歴史、言語学に分化していったイギリスの国学研究

・唐の国にない日本の美を追求した本居宣長

しきしまの大和心を人とはば朝日ににほふ山桜花 (本居宣長)

・『新古今』以降の桜の美の象徴性に注目

・オットー・フォン・ハプスブルク来日時のエピソード/桜花の今様歌

花より明くる三芳野の春の曙見渡せば唐土人も高麗人も大和心になりぬべし

コンテンツ名 エンゼル・フォーラム「日本人の心の源郷『日本語(やまとことば)』 ~本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って~」
収録日 2003年3月8日
講師 渡部昇一

主催:エンゼル財団
収録映像:著作権者 財団法人エンゼル財団
2003年3月、エンゼル財団主催によるエンゼル・フォーラム「日本人の心の源郷『日本語(やまとことば)』 ~本居宣長・折口信夫・小林秀雄を辿って~」が、開催されました。講師に岡野弘彦先生、渡部昇一先生のおふたりをお招きし、松田義幸先生のコーディネートのもと、「『古事記』と日本人」を中心テーマにおいて「日本語の本質」「日本人の精神」を議論し、母国語としての日本語を大切にした心豊かな生活像について議論が交わされました。 本コンテンツでは、当日の模様をお伝えします。

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