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芸術都市の創造-京都とフィレンツェの対話 第一部 (8)

芸術都市の創造-京都とフィレンツェの対話 第一部 (8)

第1部 フィレンツェの魅力、京都の魅力

シンポジウム
京都ルネサンス-新しき芸術都市への道

大原 謙一郎 財団法人大原美術館理事長
樺山 紘一 東京大学名誉教授
高階 秀爾 京都造形大学大学院長
芳賀 徹 京都造形大学学長
畑 正高 株式会社松栄堂代表取締役社長

コーディネーター: 松田 義幸 実践女子大学教授

デザイン感覚の集積地としてのフィレンツェ


再生時間 12分50秒)

樺山 紘一 東京大学名誉教授

  • 手工業都市としてのフィレンツェの魅力
  • イタリア経済を支える小さな町工場の信頼とデザイン力
  • 現在のブランドとルネサンス以後のデザイン感覚の集積
  • 持続可能な社会とコムーネ

ルネサンスを支えた市民の商業力


(再生時間 14分47秒)

高階 秀爾 京都造形大学大学院長

  • チェンニーノ・チェンニーニ(Cennino d’Andrea Cennini)の『芸術の書』 Il Libro dell’Arte (1400年)
  • フィレンツェの経済発展と芸術活動の展開
  • 15世紀 ルネサンスを支えたフィレンツェ市民の商業パワー
  • 貿易よりも製造加工産業に活路を見い出したフィレンツェ人

現代を犠牲にしても過去を守るとき


(再生時間 13分25秒)

芳賀 徹 京都造形大学学長

  • 和歌、物語の中に表現されている哲学と世界観に学ぶ
  • 豊かな詩歌の世界に表現された京都の美しさを大切に
  • 「これまでは過去を犠牲にして現代を守ってきたが、これからは現代を犠牲にしても過去を守っていかなければならない」
  • 今の京都は意気地なくなってきている
  • 京都を守るために、メディチ家のような専制君主的も必要かもしれない

フォーラムの最後にひとこと(高階/樺山)


(再生時間 12分52秒)

「古今和歌集が出て1100年、その中の和歌は今でもそのまま通じるし理解できる。 千数百年続いてきているやまと言葉のすごさを感じる。それを考えても言葉の大事さをかみしめたい」(高階)

「日本語には漢語とやまと言葉が複雑に同居している。漢文を読み解けば、おのずと日本語も見えてくる。漢文を含め、異なった文化の国の言葉を勉強することの大事さを強調したい」(樺山)

フォーラムの最後にひとこと(大原/畑/芳賀)


(再生時間 14分14秒)

「京都が文化首都であり得るためには文化的クリエーション、あるいは改革、犠牲を払うことが要求される。そして改革を実行するために、原点を大切にしなければならない」(大原)

「京都の個性をいかにして守り、築き、文化首都と言われる街を作り上げていくか。京都に住む我々、ひとり一人が、日常の中でこだわりを実践し続ける覚悟が必要ではないか」(畑)

「京都に比較出来るような大都市が世界にあるか、歴史、文化、千年も続く伝統産業、先端産業、そして地理的背景を備えた街はどこにもない。日本に京都があり、この街を生き生きと健やかに保ち続けることは、世界の人達のためにもなる」(芳賀)

コンテンツ名 ダンテフォーラム in 京都「芸術文化都市の戦略―フィレンツェの魅力・京都の魅力」/ダンテフォーラム in 京都「文学と芸術の対話」
収録日 2005年2月13日
講師 大原謙一郎、樺山紘一、高階秀爾、芳賀徹、畑正高、コーディネーター:松田義幸

ダンテフォーラム in 京都「芸術文化都市の戦略―フィレンツェの魅力・京都の魅力」
開催:2005年2月13日(日) 会場:京都造形芸術大学

ダンテフォーラム in 京都「文学と芸術の対話」
開催:2005年7月24日(日) 会場:京都造形芸術大学・春秋座

主催:財団法人エンゼル財団・京都造形芸術大学・日本経済新聞社
収録映像:著作権者 財団法人エンゼル財団
本コンテンツでは、2005年、京都造形芸術大学で開催された2つのシンポジウムの模様を配信しています。

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プロフィール

講師:大原謙一郎

(財団法人大原美術館理事長)

講師:樺山紘一

(東京大学名誉教授)

講師:高階秀爾

(京都造形大学大学院長)

講師:芳賀徹

(京都造形大学学長)

講師:畑正高

(株式会社松栄堂代表取締役社長 )

コーディネーター:松田義幸

(実践女子大学教授)

肩書などはコンテンツ収録時のものです

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