第2回 曲選びと編曲 そしてリハーサル

エンゼル音楽ラボ 亀田誠治の“音楽で世界旅行”

第2回 曲選びと編曲 そしてリハーサル

数々のアーティスト作品を手掛けてきた音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治さん。亀田さんが中心となり世界の楽器を集めて一つの曲を演奏するプロジェクト「エンゼル音楽ラボ 亀田誠治の“音楽で世界旅行”」を3回にわたりお届けします。

選曲

世界の楽器を集めて一つの曲を演奏する夢。老若男女に馴染みがあって、それぞれに思い出がある楽曲とは何だろう…
誰もが、どの楽器でも、メロディーを奏でられる楽曲がいいんじゃないか。そこで今回、「大きな古時計」を選ばせていただきました。

リハーサル会場の様子

集まった世界の楽器

集まった世界の楽器

2026年2月。横浜・鶴見にある森永エンゼルミュージアム(MORIUM)でリハーサルが行われました。小雪のちらつく日、16の世界の楽器と17人のアマチュア演奏家が集まりました。皆さん、ほとんどが初対面です。

皆さんが日本代表!?

参加者に語りかける亀田さん

「今日、ここにいる皆さんが、なんと日本代表です!イタリアでは冬季オリンピック開催中ですが、今日、私たちはここ横浜・鶴見で『音楽の祭典』、オリンピックをやろうと。ここのオリンピックは競争し、対決するわけではなく、メダルを目指すわけでもありません。みんながオリンピックのマークのように、五大陸が調和しているのと同じように、音楽でどれだけ調和していくことができるかということにトライしましょう!」

音楽の持つ力とは

音を合わせる演奏者たち
音を合わせる演奏者たち
音を合わせる演奏者たち

短い時間ですが、みんなと一緒に演奏し、音を合わせることによって、音楽が本来持っている「力」をみんなで味わう。自分の楽器がみんなの楽器に寄り添う、その瞬間がすごくピースフルなメッセージになるのではないかなと思います。

編曲

編曲スコアのアップ

編曲で大事にしたポイントがあります。それは、オリジナルの楽曲「大きな古時計」を、自分たちが小学校や中学校の時に聴いたり歌ったりしたときのような雰囲気に仕上げること。オーソドックスな編曲を目指しました。
世界の楽器を集めれば、チューニングも違い、コードも難しくなります。それぞれの楽器を構成するマテリアルや、各楽器の見せ場をどのように構成すれば良いか。楽器を演奏しやすく、気持ちよく聞こえてくるアレンジ・構成を目指しました。今回の編曲で、ぜひ“音楽で世界旅行”を味わってください。

リハーサル

参加する演奏者の皆さんがほぼ初対面です。制作チームから「その新鮮さも魅力的なのでレコーディングをぶっつけ本番にしたい」という話がありました。それもスリリングで良いかなと思ったのですが……指揮の白井優次さんとも相談させていただいて、事前のリハーサルで音を合わせて、どんな状況になるのかを確認することにしました。
大きい音の出る楽器、小さい音しか出ない楽器、チューニングが難しい楽器など様々あるので、まずは感触をつかみたい。指揮の白井さんもそう仰っていました。リハーサルは失敗したり、つまずいたり、七転び八起きの連続になると思います。とにかく一緒に楽しく音を鳴らせればいいと思っています!

 


 

コンテンツ名 亀田誠治の“音楽で世界旅行”
公開日 2026年3月27日
講師 亀田誠治

制作協力:株式会社NHKエデュケーショナル

刊行書籍

研究成果は『エンゼル叢書』シリーズ(PHP研究所)
として刊行しています

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講師プロフィール

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