世界に響くやまとことばの世界 世界文学としての源氏物語(渡部昇一)
講演 世界文学としての源氏物語
渡部昇一(上智大学名誉教授)
- 私と『源氏物語』
- 世界文学の中の『源氏物語』
- A・ウェイリーの名訳はなぜ生まれたか
1.私と『源氏物語』
(再生時間 8分47秒)
・上智大学の学生時代に読んだ『源氏物語』
・論文「『源氏物語』にあらわれたる女性観について」
・紫式部の女性観は保守的
・『源氏物語』を愛読していた徳川家康
・大名の娘の嫁入り道具に写本を持たせる
・和文脈と漢文脈/文学者でも好き嫌いが分かれる『源氏物語』
2.世界文学の中の『源氏物語』
(再生時間 10分40秒)
・『源氏物語』は外国でどう評価されたか
・末松謙澄による『源氏物語』の英訳
・一躍世界に『源氏物語』を知らしめたアーサー・ウェイリーの業績
・「世界を動かした100人」に選ばれた紫式部
・アーサー・ウェイリーという人物について
・大英博物館の東洋部に所属/漢字、日本語を研究する
・漢詩、俳句がヨーロッパの詩人たちに影響を与えたイマジズム運動
3.A・ウェイリーの名訳はなぜ生まれたか
(再生時間 13分33秒)
・語学的な天才と詩人的直感に恵まれたウェイリー
・翻訳の天才シュレーゲルとの類比
・ウェイリーによる『源氏物語』の名訳はなぜ生まれたか
・イメージに従って翻訳し、自在に名文を生む
・1925年に英語版『源氏物語』を刊行/絶賛を受ける
・第一次大戦後の欧州の知識人たちに支持される
・ウェイリーの訳文について
・外来語を多用し、分かりやすい英語に翻訳
・戦前に日本を紹介する冊子「日本文明のオリジナリティーについて」を編纂
コンテンツ名 | 「Genjiフォーラム・スペシャル 『源氏物語』と根生いの心 ~世界に響くやまとことばの世界~」 |
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収録日 | 2003年6月7日 |
講師 | 渡部昇一 |
簡易プロフィール | 講師:渡部昇一(上智大学名誉教授) 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
会場:東京・日本財団ビル大会議室 |
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