人生の危機に、精神の力を 対談『神曲』と芸術をめぐって ~ロダン≪地獄の門≫~
対談 『神曲』と芸術をめぐって ~ロダン《地獄の門》~
今道友信
(英知大学教授・東京大学名誉教授)
樺山紘一
(国立西洋美術館長・東京大学名誉教授)
- 『神曲』と芸術をめぐって ~ロダン《地獄の門》~
フォーラムの開催に先立って、国立西洋美術館の前庭に展示されている、彫刻家オーギュスト・ロダンの傑作《地獄の門》をテーマに、今道先生と樺山先生の両先生にお話をいただきました。そしてフォーラム当日、その対談の模様を会場で放映いたしました。
1.『神曲』と芸術をめぐって ~ロダン《地獄の門》~
(再生時間 20分47秒)
・ロダンの心を惹いた「地獄篇」のなかの2つのエピソード
・パオロとフランチェスカ/ウゴリーノと子供たち
・ロダン作《地獄の門》の構成について
・望みを棄てた地獄の世界でも人間の愛はつづく
・ダンテ『神曲』「地獄の門」の碑文(今道先生訳)
・自分自身が「地獄の門」になっていないか
・教育の目的は希望を与えること
・「考えるひと」について/肉体が思考しているロダンの作品
・ミケランジェロとロダン
・詩によって呼び起される芸術への期待
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