人生の危機に、精神の力を はじめに
講演 オープニングスピーチ
鈴木治雄(昭和電工株式会社最高顧問)
- 「エコエティカ」について、わかりやすく説明してくださった今道
- 倫理のありかたは時代とともに変化する一方、本質は変わらない
- 天国は退屈な場所ではない
講演 「ダンテ『神曲』講義」を読んで
稲垣良典(長崎純心大学教授)
- ダンテ『神曲』の根本テーマは「愛」
- 神の愛と人間の自由意志
- 西洋文化とダンテ
村上陽一郎(国際基督教大学教授)
- 西洋中世をどうみるか
- 『神曲』と古代ギリシア・ローマ世界とのつながり
- 文学としての『神曲』が持つ力
- 強く印象に残ったこと
樺山紘一(国立西洋美術館長)
- ダンテ『神曲』とロダンの《地獄の門》
- 今道の「ダンテ『神曲』講義」について
- 『神曲』「地獄篇」について
- 『神曲』「煉獄篇」について
- 『神曲』「天国篇」について
講演「ダンテ『神曲』講義」の執筆を終えて
今道友信(英知大学教授)
- 謝辞
- 三教授の講義およびインタビューを伺って
- 私の答え
- 本書にかけた思い
- 補足と訂正
- 私の主張
- 講義後(ティニ・ミウラさんからのプレゼント)
対談 『神曲』と芸術をめぐって ~ロダン≪地獄の門≫~
今道友信(英知大学教授)
樺山紘一(国立西洋美術館長)
- ロダンの心を惹いた「地獄篇」のなかの2つのエピソード
- ロダン作《地獄の門》の構成について
- 望みを棄てた地獄の世界でも人間の愛はつづく
- ダンテ『神曲』「地獄の門」の碑文(今道訳)
- 「考えるひと」について/肉体が思考しているロダンの作品
- 詩によって呼び起される芸術への期待
シンポジウム 永遠の世界の古典『神曲』
稲垣良典 (長崎純心大学教授)
今道友信(英知大学教授)
樺山紘一(国立西洋美術館長)
- 稲垣による補足
- 樺山による補足
- 今道による補足
- 古典とはなにか
- 質疑応答
- 会場からの質問とまとめ
コンテンツ名 | 今道友信「ダンテ『神曲』講義」出版記念ダンテ・フォーラム |
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収録日 | 2002年11月16日 |
講師 | 稲垣良典、今道友信、樺山紘一、鈴木治雄、村上陽一郎 |
簡易プロフィール | 講師:稲垣良典(長崎純心大学教授・九州大学名誉教授) 講師:今道友信(英知大学教授・東京大学名誉教授) 講師:樺山紘一(国立西洋美術館長・東京大学名誉教授) 講師:鈴木治雄(昭和電工株式会社最高顧問) 講師:村上陽一郎(国際基督教大学教授・東京大学名誉教授) 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
会場:東京・学士会館 |
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