環境制約と文芸、新たな社会
「ひとは何のために生きているのか。それを考える時間、leisureの時間が枯渇しつつあります」
余裕時間の枯渇と、環境資源の枯渇という、2つの危機に直面している現代社会。こうした時こそ基本に立ち返ることが大切です。
人間と社会の意義を問う、新しい時代の流れをどう捉えるか。
犬塚潤一郎 実践女子大学教授による講演をお届けします。
内容
- 今日、本を読むということ
- 食い尽くされる「余裕・あそび」の時間
- 余裕時間、教養に関わる時間の枯渇
- 環境制約・自然資源の枯渇
- 現代文明の成立基盤の危機
- エネルギー予測と今後の社会変動
- 持続させる価値のあるものとは何かを問う時代
- 都市の自立性、スマート・シティの取り組み
- 地産地消、地域的な充足
- 古典に関わることの大切さ
- 意義を再発見する場
- ネットに拡大する教育コミュニティ
- Great Books Library Cafeの試み
<講演>
さまざまな分野に精通し、経験、知識豊富な講師の方々をご紹介します。