戦後子ども文化史(3) 子どもたちと環境の変化
教育は誰もが語れるが、時代が変わっていることに意識の足りないひとが多いのではないか。
戦後の子ども文化史。今回の講師は学校教育の現場に長く携わってこられた教育デザイン研究所所長の吉田和夫さんです。
いじめや学級崩壊の問題などについて、また子どもたちをとりまく環境の変化などについて、現場の知見にもとづくお話をお聞きします。
Part1.子どもたちと環境の変化
- 語りにくい真実を踏まえて
- 自己紹介と職歴
- 今求められる力 大きな誤解
- 未来を創り出す「生きる力」、学びのイメージ
- 最近の幼児・児童・生徒の傾向
- いじめについて
- 教員同士のいじめ
- 不登校について
- 学級崩壊について
- 校内暴力について
- 少子高齢化の影響
- グローバリズムの浸透と誤解
- 求められる人間像の変化
- 今、注目される「コンピテンシー」
- 現行の学習指導要領
- 学習者主体の授業と教師像
part2. ディスカッション
- 子どもは社会や環境の変化に合わせているだけ
- すべての責任は大人にある
- 学力の高い教員がよい教員とは限らない
- 出来ない子どもが学び直せる塾が少ない
- 部活動などの周辺の活動が「生きる力」につながっている
- 教育まで「グローバルスタンダード」でよいのか?
- 著書『なぜ、あの先生は誰からも許されるのか』について
- 家庭や地域のルールがほどけたしわ寄せが学校にいっている
- 「ゆとり教育」で何が変わったか
- 学校の先生は授業以外の仕事で忙しい
- 現場の使い勝手を考えていない電子黒板の導入
- 「朝読」を10分するようになり朝の教室が落ち着くようになった
- そろばんは数の想像力をはぐくむ
さまざまな分野に精通し、経験、知識豊富な講師の方々をご紹介します。