農業農村 再生の展望
現代は「地球危機」から吹く、
農村地域への「追い風」の時代
農村地域の過疎・高齢化、限界集落化は、「必然」でも「恒久」的変化でもない。「帆」の張り方によって「農村丸」の進路は決定的に変わる。千賀裕太郎 東京農工大学大学院教授が語る、これからの時代における農村の大いなる役割とは?
内容
1) 日本列島激震の危機・地球危機・成長型経済危機
2) 地域産業の振興 ―農業の意義
3) 「農業(第1次産業)」の再定義
4) 農業教育への期待
5) 「農教育」の現場から感じる若者の「心」の変化
6) 農業高校における「全人教育・地域教育」の重要性と優位性
7) 21世紀における農業高校
8) ドイツの農村の事例から
9) ドイツの農村における再生可能エネルギー
10) 新定義の農村に期待される 8つの課題
11) 都市住民の農村移住意向
12) 若い人の参入例 福島県昭和村