SDGsって何だろう?
SDGsの理念や目指す方向性、その成り立ちと背景についてのレクチャー、及びこれを受けた高校生とのディスカッションをご紹介します。
1.SDGsって何だろう?
講師:
蟹江憲史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、森永エンゼル財団理事
内容:
・新型コロナウィルスの影響
・新型コロナウィルスの影響緩和に向けて
・SDGs―持続可能な開発目標 ~2030年の世界の姿/常識~
・SDGsの3つの背景
・環境と開発に関連した国際動向、ミレニアム開発目標に関連した国際動向
・SDGsの特徴:3つの新しさ
・SDGsを考えるということ
・SDGsは回答が書かれた問題集
2.SDGsって何だろう?質疑応答
講師:
北村友人
東京大学大学院教育学研究科教授、森永エンゼル財団理事
講師:
蟹江憲史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、森永エンゼル財団理事
内容:
・SDGsが17つの項目に決まった経緯は?
・何で2012年、2014年辺りから急にSDGsをやろうということになったのか?
・達成への目標を2030年に決めたのか?
3.SDGsを捉え直すための探究的な「学び」
講師:
北村友人 東京大学大学院教育学研究科教授、森永エンゼル財団理事
内容:
・持続可能は開発目標(SDGs)とは -「豊かさ」を再定義する-
・持続可能な開発目標(SDGs)
・これまで求められてきた「豊かさ」
・SDGs時代の「豊かさ」とは
・持続可能な開発(Sustainable Development)
・限られた資源をいかに配分するか
・「他人事」を「自分事」として捉える
・SDGsが目指すもの
・持続可能な社会について探求する「学び」のあり方
・持続可能な開発のための教育
・ESDの領域と戦略的テーマ
・イノベーションによる社会システムの転換
・イノベーションを創出する柔軟な「学び」
・持続可能は社会の実現に向けた地域に根差した学習と行動
・InfollutionさらにはInfodemic
・SDGsの捉え直し
4.高校生とのディスカッション
講師:
北村友人
東京大学大学院教育学研究科教授、森永エンゼル財団理事
講師:
蟹江憲史
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授、森永エンゼル財団理事
内容:
・SDGsのあり方についての疑問点
・多様とは言い切れない中でSDGsを実現していくには
・いろいろな人たちが同時にオープンの場で議論を交わせるのが一番健全ではないか
・日本の教育の環境は可能性を狭めているのではないか
・将来を考えてから、そこから今に戻って考えることは大切である
・少子化や重大な問題であるのではないか
・目標は時代に合わせて変えていく必要がある
・環境問題を解決するのは難しいのではないか
・一人、一人が考え方、行動を変えていくのが大事ではないか
・海外を含め異なる新聞を読むことで、いろいろなものの見方を知って勉強してほしい
・反発することは大事である
・発言すること、行動することの大切さ
・行動するためには、まず議論をしていく必要がある
・応援する、反対する大人、両方とも大事
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