フィレンツェに学ぶ芸術ルネサンス わが内なる母語(岡野弘彦)

フィレンツェに学ぶ芸術ルネサンス わが内なる母語(岡野弘彦)

講演 「わが内なる母語」

okano

岡野弘彦 國學院大學栃木短期大学学長・國學院大學名誉教授

※以下の記述内容は、当日会場において配布された、岡野先生のレジュメの内容を転載したものです。
また、レジュメの内容はPDF形式ファイルとしてもご覧いただけます。

岡野弘彦 会場配布レジュメ  (PDF形式ファイル・337KB)

一、戦中派には自らの言葉がなかった。


(再生時間 28分15秒)

(1)天皇即神論を核にした軍国教育。
(2)天皇にも言葉がなかった。
(3)戦後派作家の作品と『戦艦大和』。
(4)出征の夜の母の言葉。

二、敗戦後の旅


(再生時間 13分42秒)

(1)伊勢・志摩・熊野の旅(昭和20年9月)。
(2)大和・山城・近江の旅(昭和21年4月)。
(3)近江で感じた文学伝承。

三、折口信夫とのめぐりあい。

(1)東歌・防人歌の「ことば」と「こころ」。
(2)「神やぶれたまふ」という思い。
(3)「うた」と「ものがたり」によって伝承されるもの。古事記・万葉集・源氏物語
(4)源氏物語が開いたもの。
―「やまとことば」による文学の復興

「わが内なる母語」資料

一、炎の桜
二、バグダッド燃ゆ
三、ことだま
四、万葉の北帰行
五、わが原初(はじめ)のうた

コンテンツ名 ダンテフォーラム2006 「フィレンツェに学ぶ芸術ルネサンス」
収録日 2006年12月3日
講師 岡野弘彦
簡易プロフィール

講師:岡野弘彦

(國學院大學栃木短期大学学長・國學院大學名誉教授)

肩書などはコンテンツ収録時のものです

会場:イタリア文化会館アニェッリホール
主催:森永エンゼル財団・イタリア文化会館・日本経済新聞社
収録映像:著作権者 財団法人エンゼル財団
本コンテンツでは、2006年12月3日、イタリア文化会館で開催されたダンテフォーラム2006「フィレンツェに学ぶ芸術ルネサンス」(約5時間)の模様を配信しています。

刊行書籍

研究成果は『エンゼル叢書』シリーズ(PHP研究所)や
機関誌として刊行しています

詳しくはこちら

所蔵古典書

森永エンゼルカレッジで所蔵している
古典書をご紹介します

詳しくはこちら

さまざまな分野に精通し、経験、知識豊富な講師の方々をご紹介します。

講師プロフィール

pagetop