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スタッフブログ エンゼルカレッジ広報部

『神曲』入門

2016年5月23日 11:28

ダンテ『神曲』は名前は聞いたことがあるけれども、読み通した人は少ないように思います。

『神曲』の本文は地獄篇34歌、煉獄篇33歌、天国篇33歌、合計100歌の詩から成り立っています。
本文に目を通すだけでしたら、多くの時間を費やさなくても可能だと思いますが、内容を理解しようとすると大変です。

『神曲』は14世紀初めに書かれた書物で、ギリシア・ローマ神話や聖書に彩られ、当時の政治宗教状況が反映されています。そのため、丁寧な注釈、解説が欠かせません。最新の訳である、原基晶訳『神曲』は講談社学術文庫版で全三冊。「地獄篇」633頁、「煉獄篇」644頁、「天国篇」660頁あります。

『神曲』を理解するという点では、故今道友信先生が1997年から1998年にかけて行った全15回の講義、1回あたり85分~90分程度、「今道友信『神曲』連続講義」をお奨めします。

もっと手軽に『神曲』の概要について知りたいという方には次の二つのコンテンツを用意しています。

1.フィレンツェ-至高の文化の誕生 (2)
第1回 ダンテとフィレンツェ より
「ダンテと愛の構造性」
今道先生が2004年に行った講義の中で、8分37秒頃から6分程の時間で『神曲』について解説しています。(08:37頃~13:43頃まで)

2.『神学大全』と『神曲』の対話 (3)
講演「ダンテとトマス神学―至福直観をめぐって―」より
「 Ⅲ. 『神曲』と『神曲大全』」
中世哲学・神学研究の第一人者の稲垣良典先生が、『神学』について解説しています。
2分24秒ですので、ここでご紹介します。

※パソコンの場合、映像は初期設定では音が出ないようになっています。ご覧になるときは、左下のスピーカーマークをクリックして、「ミュート」を解除して下さい。

『神曲』は様々な日本語訳が刊行されています。書物を手に取ることを、お奨めします。
青空文庫にも山川丙三郎訳の岩波文庫版が公開されています。
地獄
浄火
天堂

「森永エンゼルカレッジ」が『神曲』理解の一助になればと思っています。

(せい)

 

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