脱産業化に向けての課題 「日本人の生きがい構造」研究の自分史
公開論文
脱産業社会に向けての課題(5)
―「日本人の生きがい構造」研究の自分史―
1976年4月にベルギーで開催された国際レジャー会議からは非常に参考になることを得た。
今後は労働からレジャーへと軸足を移そうという段階にあって、レジャー問題の核心が、労働問題、労働に人間化と表裏になっていることが理解できたからである。
会議の中心課題は「自由時間と生きがい」であったが、余暇開発センターでも、「日本人の生きがい構造」の研究を進めていた。
中でも、神谷美恵子、島崎敏樹、両教授の「生きがい」構造論を紹介し、労働生活と生きがい充実度の関係、および国際会議のレジャー憲章提案を報告する。
脱産業社会に向けての課題(5) ―「日本人の生きがい構造」研究の自分史―(PDF形式/3MB)
著:松田義幸
実践女子大学 生活科学部紀要第 42号,130~145,2005 掲載
- はじめに
- 神谷美恵子教授の「生きがい」構造論
- 島崎俊樹教授の「生きがい」構造論
- 労働生活と生きがい充実度の関係
- 国際会議のレジャー憲章の提案
- まとめ―学習社会の実現に向けて―
コンテンツ名 | 脱産業社会に向けての課題(5) ―「日本人の生きがい構造」研究の自分史― |
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公開日 | 2014年2月12日 (初出 『実践女子大学 生活科学部紀要第42号』 2005年) |
講師 | 松田義幸 |
簡易プロフィール | 松田義幸尚美学園大学学長・森永エンゼル財団理事。専門分野は生活文化史。日経広告研究所、余暇開発センター研究主幹、筑波大学大学院客員教授等を経て現職。 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
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