プレ「ミルワード神父によるシェイクスピア物語Ⅱ」公開講座にむけて
シェイクスピア生誕450周年をむかえ、改めてシェイクスピアを学ぶ、そのために。
お話:
ピーター・ミルワード イエズス会司祭・上智大学名誉教授
門野泉 清泉女子大学名誉教授・前学長
聞き手:
松田義幸 尚美学園理事長・森永エンゼル財団理事
犬塚潤一郎 実践女子大学教授
1.シェイクスピアの例年の4月のイギリスの生誕祭
- シェイクスピアの登場人物に扮するストラトフォードの人々
- 街中がシェイクスピアの誕生日をお祝いする
2.1964年シェイクスピア生誕400周年とミルワード神父
- ミルワード神父は、生誕400年祭を記念して『シェイクスピア研究入門』の最初の本を出版
- 病院に入院したことにより、ハムレットの新しい理解ができるようになった
- イギリスのシェイクスピアインスティテュートで研究休暇(サバティカル)
- シェイクスピア作品の行間を読むことの大切さ
- シェイクスピア作品の宗教的背景の研究
3.2014年シェイクスピア生誕450周年を迎えるにあたり
- 21世紀になってからシェイクスピアについての沢山の本を出版
- ルネッサンス研究所で行われてた春季講座と秋季講座
- 毎回新しい視点からシェイクスピアの講座を行う
- メタドラマとメタフィジカルドラマ(形而上学的ドラマ)
- 劇作家、詩人、哲学思想家としてのシェイクスピア
- ジョージ・バーナード・ショー、ジャン=ポール・サルトルの考え
- 思想劇、問題劇としてのハムレット
- ハムレット、オセロ、マクベス、リア王の秘密
- エリザベス1世とジェームズ1世の時代におけるシェイクスピア作品の違い
- 解決劇としてのリア王
- 隠れカトリックとしてのシェイクスピア
- シェイクスピア作品は「喜劇→悲劇→悲喜劇」の流れのパターン
- コミュニティカレッジで88歳を迎えた今でも現役で教えている
4.インターネットを通じて学ぶこと
- インターネットを利用した開かれた学び、オープンコースウェア
- 知識への導き手となるシステムMOOC
- 学ぶ人々のコミュニティづくりを目指すグレートブックスセミナー
- 「ミルワード神父によるシェイクスピア物語」公開され誰もが学べるコンテンツとなる
5.公開講座『ミルワード神父によるシェイクスピア物語』 のシラバス
→公開講座『ミルワード神父によるシェイクスピア物語』 シラバス(PDFファイル)
- シェイクスピア作品、キリスト教、イエズス会との関係
- 司祭として、研究者として、日本人の理解を深めたミルワード神父
- インターネットを通じて学ぶことについて
6.ミルワード先生の最終講義「シェイクスピアとわたくし」
- シェイクスピアとわたしとの関係とは何か
- 電子書籍と紙書籍の出版をしているBookWay
- 4年間で80冊を出版したミルワード神父
7.『ミルワード神父によるシェイクスピア物語』 の公開講座名への思い
- 公開講座名への思い
- 2015年度春季7回、秋季7回
- 『チャールズ・ラムによるシェイクスピア物語』の思い出
- 幼少時にマクベスに扮した遊び
- G・K・チェスタトンの『ブラウン神父の推理小説』にならいて
- 行間を読むことによってシェイクスピアの学術的謎解きのシェイクスピア物語
コンテンツ名 | プレ「ミルワード神父によるシェイクスピア物語(Ⅱ)」公開講座にむけて |
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収録日 | 2014年7月26日 |
講師 | ピーター・ミルワード、門野泉 |
簡易プロフィール | 講師:ピーター・ミルワード(イエズス会司祭・上智大学名誉教授・同大学ルネッサンス研究所所長) 講師:門野 泉(清泉女子大学名誉教授・前学長) 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
会場:上智大学クルトゥルハイム |
連載
- プレ「ミルワード神父によるシェイクスピア物語Ⅱ」公開講座にむけて
- 第1回 シェイクスピアとの出会い
- 第2回 ミルワード神父 日本の地を踏む
- 第3回 シェイクスピアとカトリシズム
- 第4回 膨大な論文と書籍で伝えたかったこと
- 第5回 『ハムレット』のメタ・ドラマ
- 第6回 『オセロー』のメタ・ドラマ
- 第7回 『マクベス』のメタ・ドラマ
- 第8回 『リア王』のメタ・ドラマ
- 第9回 The Pattern in Shakespeare’s Carpet
- 第10回 シェイクスピアは隠れカトリックだった
- シェイクスピア没後400年記念特別講演
- 第11回 『ヴェニスの商人』
- 第12回 『尺には尺を』
- 第13回 『終わりよければすべてよし』
- 第14回 『アントニーとクレオパトラ』
- 第15回 『ペリクリーズ』
- 第16回 『シンベリン』
- 第17回 『冬物語』
- 第18回 『テンペスト』
- 第19回 『ヘンリー八世』
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