第19回 『ヘンリー八世』
「シェイクスピアの劇には、ヘンリー八世とその周囲の人々を暗示する登場人物が数多く描かれています。秋季講座の最終回となる今回は『ヘンリー八世』を取り上げます。この劇は、国王一座の座付作家としてシェイクスピアの跡を継いだジョン・フレッチャーとの共作であろうと思われます。プロローグは悲劇的な響きから始まります。」(ミルワード神父)
お話:
ピーター・ミルワード イエズス会司祭・上智大学名誉教授
門野泉 清泉女子大学名誉教授・前学長
目次
講演
- 前回の講演を振り返る(8分34秒)
- 『ヘンリー八世』創作の経緯(7分9秒)
- 他の悲喜劇作品との関係(1)(14分22秒)
- 他の悲喜劇作品との関係(2)(8分31秒)
- 『ヘンリー八世』(1)(26分44秒)
- 『ヘンリー八世』(2)(18分8秒)
質疑応答
第19回
講演
1.前回の講演を振り返る
2.『ヘンリー八世』創作の経緯
3.他の悲喜劇作品との関係(1)
4.他の悲喜劇作品との関係(2)
5.『ヘンリー八世』(1)
6.『ヘンリー八世』(2)
質疑応答&引用個所朗読
7.質疑応答&引用個所朗読
- 『テンペスト』のマスクシーンについて
- 『ヘンリー八世』は共作の劇作品でしょうか?
コンテンツ名 | ミルワード神父のシェイクスピア物語 |
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収録日 | 2016年11月26日 |
講師 | ピーター・ミルワード、門野泉 |
簡易プロフィール | 講師:ピーター・ミルワード(イエズス会司祭・上智大学名誉教授) 講師:門野 泉(清泉女子大学名誉教授・前学長) 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
会場:上智大学S.Jハウス |
連載
- プレ「ミルワード神父によるシェイクスピア物語Ⅱ」公開講座にむけて
- 第1回 シェイクスピアとの出会い
- 第2回 ミルワード神父 日本の地を踏む
- 第3回 シェイクスピアとカトリシズム
- 第4回 膨大な論文と書籍で伝えたかったこと
- 第5回 『ハムレット』のメタ・ドラマ
- 第6回 『オセロー』のメタ・ドラマ
- 第7回 『マクベス』のメタ・ドラマ
- 第8回 『リア王』のメタ・ドラマ
- 第9回 The Pattern in Shakespeare’s Carpet
- 第10回 シェイクスピアは隠れカトリックだった
- シェイクスピア没後400年記念特別講演
- 第11回 『ヴェニスの商人』
- 第12回 『尺には尺を』
- 第13回 『終わりよければすべてよし』
- 第14回 『アントニーとクレオパトラ』
- 第15回 『ペリクリーズ』
- 第16回 『シンベリン』
- 第17回 『冬物語』
- 第18回 『テンペスト』
- 第19回 『ヘンリー八世』
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