講師プロフィール

今道 友信いまみち とものぶ

東京大学名誉教授

今道 友信

1922年東京生まれ、1948年東京大学文学部哲学科を卒業、同大学院を経て、パリ大学、ヴェルツブルク大学で非常勤講師をつとめ、1962年より東京大学文学部に移り教授、1982年に定年退職、現在英知大学大学院長、1981年哲学国際センターを創設以後現在まで所長。1996-99年パリ哲学国際研究所所長、国際形而上学会会長、国際美学会名誉会長、国際エコエティカ学会会長をつとめる。
著書に『同一性の自己塑性』『美の位相と芸術』ほか多数。編著『国際ブリタニカ大事典』24巻、『講座 美学』5巻、『Revue Internationale de le Philosophie Moderne(現代哲学国際雑誌)』既刊19巻等。

※肩書などはコンテンツ収録時のものです

「美学」 速講30分

30分で美学のエッセンスを講義することができるか。日本を代表する美学者のひとり、今道友信先生による、はじめて美学を学ぶひとのための講義。

第15回 天国篇(5)

連続講義の最終回は『神曲』全体の構造と天国全体の構造を講義していきます。特に第六天(木星天)、第十天(至高天)について詳しく論じます。そして、「天国は、祈りつつ考える場所であるのだ、ということを、われわれはダンテから教わることになるのではないかと思います。」で結ばれます。

第14回 天国篇(4)

キリスト教の根本問題について復習してから、賢慮について語り、第十三歌に入っていきます。そして第四天(太陽天)について触れてから第五天(火星天)、第六天(水星天)、第七天(土星天)、第八天(恒星天)を講義していきます。

第13回 天国篇(3)

天国の構造に触れてから第六歌を読み始め、ダンテの歴史解釈方法に説明し、第七歌を通してキリスト教の根本問題について解説していきます。そこでは、原罪と自罪、キリスト教の十字架、復活の問題が取り上げられます。最後に、第一天(月光天)、第二天(水星天)、第三天(金星天)、第四天(太陽天)の説明をしていきます。

第12回 天国篇(2)

叙事詩について解説し、天国篇第一歌を読み始めます。そして、天国が理性を超えた神秘性の世界であることを意識するため第二歌を読んでいきます。さらに第九歌では「九」が非常に大事な数であることを説明し、最後に第七歌で歌われているキリスト教の根本問題について触れて終わります。

第10回 煉獄篇(3)

煉獄は七つの罪の層に分けられると説明し、それは第十歌から第二十七歌にかけて書かれていると解説します。そして、ダンテの詩の形式について講義します。最後に煉獄篇第九歌を読んでいきます。

第9回 煉獄篇(2)

地獄と煉獄との差異の復習が行われ、煉獄を描くことの革新性が説かれ、地獄とは逆の傾斜であることを説明します。そして、煉獄の意義を解説し、宗教の本質についても言及し、ダンテの宗教観を解説します。

第8回 煉獄篇(1)

これまでの講義を振り返ってから、地獄と煉獄との差異についての解説から始まります。そこでは星の有無も語られ、地上の空と煉獄の空の違いについても言及されます。さらに地獄・煉獄・天国の実在性を論じ、煉獄で暮らす霊についても触れていきます。

第7回 地獄篇(4)

地獄の構造の説明から、『神曲』全体から見た地獄篇の構造的特色、機能について、講義は展開していきます。さらに、地獄の旅がいつだったかを説明し、辺獄を解説します。そして、最後にダンテの詩の読み方を語り、「地獄篇」は終わります。

第6回 地獄篇(3)

地獄門碑銘の解説が続きます。そこでは地獄、イマジネーション(想像)の本質、地獄のイメージと道徳教育について語られます。そして、地獄の構造の思想的背景が説明され、死者ミサが歌われます。なお、死者ミサは数年後、再録されています。

第1回 序とホメ-ロス

「ダンテ『神曲』連続講義」は『神曲』を学ぶ意味、古典(classic)に学ぶ・ヒューマニズムの体得・西洋文化を学ぶ、から説き起こします。そして、西洋文明の源流に関わるホメロスについて、展開していきます。

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