第18回 『テンペスト』
「今回は悲喜劇『テンペスト』を取り上げます。大公の地位を追われ、娘とともに孤島に暮らす主人公のプロスペロー。宿敵を乗せた船を難破させ、一行を島に漂着させますが、最終幕においてプロスペローは慈悲の重要性を悟りました。生き甲斐だった魔術を捨て、全ての敵を赦します。シェイクスピアの最後の単独劇作品において、赦しが重要なテーマとなっています。」(ミルワード神父)
お話:
ピーター・ミルワード イエズス会司祭・上智大学名誉教授
門野泉 清泉女子大学名誉教授・前学長
目次
講演
- 前回の講演を振り返る(10分53秒)
- 魔術師プロスペローが支配する孤島での悲喜劇(15分57秒)
- バミューダ諸島沖の難破事件と『テンペスト』(15分27秒)
- 『テンペスト』(1)(14分51秒)
- 『テンペスト』(2)(13分58秒)
- 『テンペスト』(3)(8分46秒)
質疑応答
第18回
講演
1.前回の講演を振り返る
2.魔術師プロスペローが支配する孤島での悲喜劇
3.バミューダ諸島沖の難破事件と『テンペスト』
4.『テンペスト』(1)
5.『テンペスト』(2)
6.『テンペスト』(3)
質疑応答&引用個所朗読
7.質疑応答&引用個所朗読
8.復習と解説
第18回『テンペスト』復習と解説(PDF形式ファイル)
作成:門野泉 清泉女子大学名誉教授
コンテンツ名 | ミルワード神父のシェイクスピア物語 |
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収録日 | 2016年11月19日 |
講師 | ピーター・ミルワード、門野泉 |
簡易プロフィール | 講師:ピーター・ミルワード(イエズス会司祭・上智大学名誉教授) 講師:門野 泉(清泉女子大学名誉教授・前学長) 肩書などはコンテンツ収録時のものです |
会場:上智大学S.Jハウス |
連載
- プレ「ミルワード神父によるシェイクスピア物語Ⅱ」公開講座にむけて
- 第1回 シェイクスピアとの出会い
- 第2回 ミルワード神父 日本の地を踏む
- 第3回 シェイクスピアとカトリシズム
- 第4回 膨大な論文と書籍で伝えたかったこと
- 第5回 『ハムレット』のメタ・ドラマ
- 第6回 『オセロー』のメタ・ドラマ
- 第7回 『マクベス』のメタ・ドラマ
- 第8回 『リア王』のメタ・ドラマ
- 第9回 The Pattern in Shakespeare’s Carpet
- 第10回 シェイクスピアは隠れカトリックだった
- シェイクスピア没後400年記念特別講演
- 第11回 『ヴェニスの商人』
- 第12回 『尺には尺を』
- 第13回 『終わりよければすべてよし』
- 第14回 『アントニーとクレオパトラ』
- 第15回 『ペリクリーズ』
- 第16回 『シンベリン』
- 第17回 『冬物語』
- 第18回 『テンペスト』
- 第19回 『ヘンリー八世』
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